
瑞鷹|熊本県・熊本
本伝 東肥赤酒
編集部の評価
※公式スペックと販売店・購入者の声をもとに、編集部が付けた目安です。
本伝 東肥赤酒は清酒(日本酒)ではなく、酒税法上は雑酒に分類される灰持酒です。
ほかの日本酒と同じ物差しでは比べにくいため、スコアは編集部の目安としてご覧ください。
木灰による独特の芳香があると蔵元が説明しているため香りは3.0。
蔵元は誰もが飲みやすいようにかなり甘めに仕込んでいると説明する一方、甘すぎると感じる人もいるため飲みやすさは3.5、清酒と勝手が違うことから初心者向けは3.0としました。
希望小売価格が720ml税込890円と手ごろで料理にも使えるためコスパは4.5、熊本の縁起物ですが贈答品として広く知られた存在ではないためギフト向き度は3.0と見ています。
味わいの特徴
本伝 東肥赤酒は清酒ではなく、日本古来の灰持酒の製法を受け継ぐ熊本の赤酒です。
もろみを搾る前に木灰を加えるのが特徴で、酒税法上は雑酒に分類されます。
木灰を使うことで微アルカリ性になり、時間の経過とともに糖分やアミノ酸が反応して自然に赤みを帯びていくと蔵元は説明しています。
木灰による独特の芳香も持ち味です。
蔵元は赤酒を芳醇甘美な酒と紹介し、誰もが飲みやすいよう、かなり甘めに仕込んでいるとしています。
楽天の購入者にも、甘くて飲みやすいという声が見られました。
熊本ではお正月のお屠蘇や御神酒として親しまれてきたほか、みりんに代わる調味酒としても使われています。
蔵元によると、肉や魚の身をしめずにふっくら仕上げ、テリやツヤを出すとされています。
楽天市場のレビュー
楽天市場でJAN 4956203607088 で検索した5件の出品に付いたレビュー105件の平均です(2026-10-27時点)。
ショップごとのレビュー平均を件数で重み付けして集計しています。
購入前に気になるポイント
本伝 東肥赤酒を購入する前に気になりやすい点を、蔵元の情報と楽天の購入者の声をもとに整理しました。
「赤酒って、日本酒(清酒)なの?」
清酒ではありません。
蔵元によると、赤酒は酒税法上「雑酒」に分類され、製法から「灰持酒(あくもちざけ)」とも呼ばれます。
もろみを搾る前に木灰を入れて酸を中和し、保存性を高めるのが最大の特徴です。
火入れで保存性を高める清酒(火持酒)とは造り方が異なり、清酒とは別の区分の、熊本の伝統酒と考えてください。
「本伝と料理用、どっちを買えばいい?」
本伝 東肥赤酒がオリジナルの赤酒で、料理用はみりんを使い慣れた調理師の助言で造られるようになったものです。
蔵元によると、エキス分は本伝が32%、料理用が43%で、本伝のほうがあっさりしています。
お屠蘇や飲用なら本伝、料理中心なら料理用が選びやすいでしょう。
本伝を料理に使う場合、甘さを足したいときは100ccに砂糖7g程度が蔵元の目安です。
「かなり甘いと聞くけど、そのまま飲める?」
蔵元は、誰もが飲みやすいように、また料理にも使えるようにかなり甘めに仕込んでいると説明しています。
購入者からは甘くて飲みやすいという声がある一方、とても甘いと感じた人もいました。
甘さが気になるなら清酒で割るのが蔵元のおすすめです。
おすすめの飲み方
赤酒は、清酒とは製法も酒税法上の区分も異なる熊本の伝統酒です。
蔵元の案内をもとに、お屠蘇としての使い方と飲み方の目安をまとめました。
蔵元の案内に推奨温度の記載はないため、温度帯は一般的な目安です。
温度帯ガイド
注ぎ方のコツ
せっかくなので、ちょっとしたコツも。
アレンジ・割り方
赤酒は飲むだけでなく、熊本では料理にも欠かせない調味酒として使われてきました。
蔵元の案内と購入者の使い方をもとに紹介します。
合う料理



こんな人におすすめ・向かない人
- 熊本の風習にならって、赤酒のお屠蘇で新年を迎えたい人
- 熊本出身で、ふるさとのお正月の味を手元に置きたい人
- 煮物や煮魚の照りやふっくら感を出す調味酒を探している人
- 清酒とは違う、日本古来の灰持酒を一度試してみたい人
- 希望小売価格720ml税込890円と、手ごろな価格で試したい人
- すっきりした清酒(日本酒)のような食中酒を求める人には向かない
- 甘いお酒が苦手な人には合わない可能性がある(蔵元もかなり甘めと説明)
- 料理用として、みりんと同じ甘さをそのまま求める人には物足りないことがある(エキス分は料理用赤酒より低め)
- 赤酒になじみがなく、一般的なお酒の味を期待する人には戸惑う可能性がある
どこで買える?
熊本県内では鶴屋百貨店や酒販店、スーパーなどで扱われています。
県外では、蔵元のオンラインショップのほか、楽天市場やAmazonなどの通販で購入できます。
希望小売価格は720mlが税込890円(箱入りは975円)で、年末には屠蘇散付きで販売する店舗もあります。
よくある質問
本伝 東肥赤酒について、購入前に気になりやすいポイントをまとめました。
赤酒はなぜ赤いの?
蔵元によると、木灰を入れることで酒が微アルカリ性になり、糖類やアミノ酸の反応が進んで、時間とともに自然に赤褐色を帯びるためです。
アルコール度数とカロリーは?
蔵元の表示ではアルコール分11.5度以上12.5度未満、エキス分32%です。
蔵元のQ&Aでは、料理用ではない東肥赤酒の熱量を100gあたり175kcal(計算値)としています。
熊本のお屠蘇はなぜ赤酒なの?
江戸時代の肥後細川藩で赤酒が「御国酒」として保護され、他藩の酒の流入も禁じられていたためです。
今もお屠蘇や御神酒など慶事の酒に使われています。
みりんとの違いは?
蔵元によると、酒税法上の区分は赤酒が雑酒、みりんはみりんです。
赤酒は米を発酵させて造り微アルカリ性、みりんは米麹を焼酎に浸して造り酸性という違いがあります。
瑞鷹について
瑞鷹は慶応3年(1867年)創業、熊本市南区川尻の酒造会社です。
初代・吉村太八が熊本でいち早く清酒造りに取り組み、明治42年には蔵の一画に熊本県酒造研究所が誕生しました。
赤酒は戦時中の米不足で昭和14年に県内での生産が途絶えましたが、瑞鷹が昭和26年に復活生産しています。
平成28年の熊本地震では赤酒を仕込む東肥蔵をはじめ大きな被害を受けましたが、今も同じ地で酒造りを続けています。
清酒「瑞鷹」のほか、焼酎やリキュールも手がけています。
| 蔵元 | 瑞鷹 |
| 創業 | 1867年(慶応3年) |
| 所在地 | 熊本県熊本市南区川尻四丁目6番67号 |
| 代表銘柄 | 瑞鷹、本伝 東肥赤酒、東肥赤酒(料理用)、崇薫、菜々 |
| 公式サイト | www.zuiyo.co.jp |

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