日本酒
評価チャート
テイスティングノート
グラスに注ぐと、クリスタルのように澄み切った透明感のある外観がまず目を引きます。上立ち香は非常に華やかで、熟したメロンや白桃を思わせる濃密でフルーティーな吟醸香が豊かに立ち上ります。一口含むと、山田錦が持つ米の力強い旨味と、35%まで磨き上げられたことによる繊細でまろやかな口当たりが見事に調和。甘み、酸味、旨味のバランスが絶妙で、まるで高級な白ワインのようなミネラル感と、シャープな酸が味わいを引き締めます。含み香も華やかで、鼻から抜ける香りが心地よい余韻を残します。後味は驚くほどすっきりとキレが良く、爽やかな印象を残しながら静かに消えていきます。まさに、鑑評会金賞受賞の実力を感じさせる、気品と風格を兼ね備えた一杯です。
おすすめの飲み方
「龍力 大吟醸 米のささやき YK-35」の持つ華やかな香りと繊細な味わいを最大限に引き出すためには、10℃前後の「花冷え」から15℃程度の「涼冷え」で楽しむのが最もおすすめです。この温度帯が、熟した果実のような吟醸香を際立たせ、すっきりとしたキレの良さを最も感じさせてくれます。グラスは、香りを存分に楽しめるよう、大ぶりのワイングラスを選ぶと良いでしょう。グラスの中でゆっくりと空気に触れさせることで、香りが開き、味わいの変化も楽しめます。春には桜を愛でながら、夏には涼やかなガラスの器で、秋には月を眺めながらと、季節の移ろいと共に楽しむのも一興です。開栓直後のフレッシュな味わいはもちろん、数日置くことで角が取れ、よりまろやかになった味わいの変化を試すのも面白いでしょう。特別な日には、じっくりと時間をかけてその香味の奥深さを堪能してください。
合う料理
「龍力 大吟醸 米のささやき YK-35」の華やかで繊細な味わいは、様々な料理とのペアリングを可能にします。まず試したいのは、ヒラメや鯛の薄造りです。淡白で繊細な白身魚の味わいを、このお酒のクリアな旨味と上品な香りが引き立て、ポン酢の酸味とも心地よく調わします。洋食では、魚介のカルパッチョがおすすめです。オリーブオイルとハーブの爽やかな風味、魚介のフレッシュさが、お酒のフルーティーな香りと見事にマリアージュします。また、鶏肉のハーブ焼きや豚肉の冷しゃぶなど、比較的さっぱりとした肉料理とも好相性。お酒の持つ酸が肉の脂をすっきりと洗い流し、旨味の余韻を深めてくれます。意外な組み合わせとしては、カマンベールなど白カビタイプのチーズもぜひ。チーズのクリーミーで濃厚な味わいを、お酒のキレの良さが受け止め、互いの風味を高め合います。さらに、出汁を効かせたおでんのような煮込み料理とも相性が良く、複雑な旨味の層がお酒の味わいに奥行きを与えてくれるでしょう。
酒蔵・蒸留所情報
| 名称 | 本田商店 |
|---|---|
| 所在地 | 兵庫県姫路市網干区高田361−1 |
| 公式サイト | https://www.taturiki.com/ |
