
川村酒造店|岩手県・花巻
酉与右衛門
総合評価
酉与右衛門は酸味が旨味をリードする個性派の純米酒です。
香りは穏やかで落ち着いた3点、飲みやすさは酸と旨味のボディ感があり通好みの3.5点。
コスパは少量生産ながら良心的な価格で4点、ギフト適性は通向けで3.5点。
日本酒上級者向けの個性的な味わいで初心者スコアは3点です。
カロリー・糖質
酉与右衛門 純米酒は100mlあたり約103kcal・糖質3.6gです。
日本食品標準成分表の純米酒カテゴリに基づく数値です。
アルコール度数は16%と純米酒としてはやや高めですが、カロリーは一般的な純米酒と同水準。
1合(180ml)に換算すると約185kcalで、ビール中ジョッキ(約200kcal)よりやや少なめ。
糖質は1合あたり約6.5gと控えめです。
飲んでみた感想
香りを嗅ぐと、ヨーグルトやリンゴを思わせる乳酸系の穏やかな香りが特徴的です。
口に含むと、最初にしっかりとした米の旨味がじわりと広がり、その後を追うようにキリッとした酸味が走ります。
自然派の酒らしい野性味と複雑さが魅力で、一般的な吟醸酒とは一線を画す個性を持っています。
後味には穀物のようなほっこりとした余韻が残り、噛みしめるように味わいたくなる酒です。
通好みの一本ですが、食事と合わせるとその実力が開花する——そんな懐の深い岩手の地酒です。
ネットの口コミ総評
Amazon・楽天のレビューを456読み込んで傾向をまとめました。
「まずい」って本当?正直レビュー
ぶっちゃけ、ネットで「酉与右衛門 まずい」で検索する人もいます。
実際のネガティブな声を拾って、忖度なしで回答します。
酉与右衛門は酸っぱいの?
酸味が旨味をリードする酒質が特徴ですが、「酸っぱい」というより「酸味が心地よい」表現が正確です。
自然派ワインのような酸の使い方で、料理と合わせると酸味が旨味を引き立てます。
初めは冷酒よりぬる燗から試すと飲みやすいです。
酉与右衛門は初心者でも楽しめる?
日本酒の基本的な味わいを知ってから挑戦するのがおすすめです。
フルーティー系とは異なる個性派なので、まずは赤武や南部美人などで岩手酒に親しんでから試すと、酉与右衛門の魅力をより感じられるでしょう。
酉与右衛門の種類はどう選ぶ?
多品種少量生産のため、出会ったものがご縁です。
使用米(美山錦、亀の尾、雄町など)によって味わいが大きく変わります。
酸味が穏やかなものから入りたい方は美山錦タイプ、しっかりした酸が好きな方は雄町タイプがおすすめです。
おすすめの飲み方
酉与右衛門は自然派の酒造りから生まれる複雑で奥深い味わいが魅力です。
冷やすと酸味が際立ち、温めると旨味が前面に出てくるため、温度帯ごとの味の変化を存分に楽しめます。
グラス比較4種
同じお酒でもグラスで味が変わるのが日本酒の面白いところ。
温度帯ガイド
注ぎ方のコツ
せっかくなので、ちょっとしたコツも。
アレンジ・割り方
「日本酒をそのまま飲む」以外にも、意外と楽しみ方はあります。
合う料理






こんな人におすすめ・向かない人
- 酸味と旨味のバランスが絶妙な個性的な味わい
- 多品種少量生産で毎回異なる個性のお酒が楽しめる
- 自然派ワインのような酸の表現で料理との相性が抜群
- 全量純米蔵を目指す真摯な酒造りへの姿勢
- 酸味が強めのため日本酒初心者には敷居が高い場合がある
- 少量生産のため入手が難しく取扱店が限られる
似ているお酒との比較
| 項目 | 酉与右衛門 | タクシードライバー | 赤武 | 南部美人 |
|---|---|---|---|---|
| 写真 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 蔵元 | 川村酒造店(岩手県) | 喜久盛酒造(岩手県) | 赤武酒造株式会社(岩手県) | 株式会社南部美人(岩手県) |
| タイプ | 日本酒 | 日本酒 | 日本酒 | 日本酒 |
| 価格帯 | ¥1500-3500 | — | ¥1600-3520 | ¥1500-3300 |
| 初心者向き | ○ | △ | ◎ | ◎ |
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どこで買える?
酉与右衛門は川村酒造店が少量生産する限定流通銘柄で、一般的な酒販店の店頭にはまず並びません。
Amazonでの取り扱いはありますが出品数はかなり限られています。
720mlで約1,500〜2,000前後が相場です。
特約店限定のため、地酒専門のオンラインショップや岩手県内の酒販店を当たるのが確実な入手方法です。
よくある質問
酉与右衛門について、購入前に気になりやすいポイントをまとめました。
酉与右衛門の読み方は?
「よえもん」と読みます。
創業者・川村酉与右衛門の名前をそのまま銘柄名にしています。
ラベルには「酉与右衛門」の他に「酔右衛門」と表記されることもあります。
川村酒造店の創業はいつ?
大正11年(1922年)創業です。
創業者の川村酉与右衛門が16歳から酒蔵で働き始め、24歳で杜氏に就任し自らの蔵を開きました。
現在は川村直孝氏が当主を務めています。
酉与右衛門はどこで買える?
少量生産のため特約店での購入がメインです。
岩手県内の地酒専門店や、一部の全国酒販店で取り扱いがあります。
Amazonでも一部商品が購入可能ですが、品揃えは限定的です。
酉与右衛門の保存方法は?
冷蔵保存が基本です。
特に生酒タイプは必ず冷蔵庫で。
火入れタイプは冷暗所でも可ですが、開栓後は冷蔵庫で保管し早めに飲み切りましょう。
川村酒造店について
川村酒造店は大正11年(1922年)創業の岩手県花巻市の小さな酒蔵です。
創業者・川村酉与右衛門の名を冠した銘柄は、現当主・川村直孝氏が2000年に立ち上げました。
約500石の少量生産で、酸味が旨味をリードする個性的な酒質を追求しています。
| 蔵元 | 川村酒造店 |
| 創業 | 1922年(大正11年) |
| 所在地 | 岩手県花巻市石鳥谷町好地字大林7-17 |
| 代表銘柄 | 酉与右衛門(酔右衛門)、よえもん |








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