- 麦焼酎は大麦を主原料にした蒸留酒で、すっきりクセのない味わいが魅力
- 蒸留酒なので糖質ゼロ、ダイエット中でも楽しめるお酒
- いいちこ・二階堂・中々など人気7銘柄の味わいや特徴を徹底比較
- 初心者でも失敗しない麦焼酎の選び方のポイントがわかる
- 水割り・ロック・ソーダ割りなど、飲み方による味の違いを解説
「麦焼酎って種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない」
「焼酎は飲みにくいイメージがあるけど、すっきり飲める銘柄を知りたい」
そんな方にこそ試してほしいのが、麦焼酎です。
麦焼酎は焼酎のなかでもクセが少なく、初心者でも飲みやすいと評判のジャンル。
本記事では、いいちこ・二階堂・中々をはじめとした人気銘柄を厳選して7本ご紹介します。
選び方のコツや美味しい飲み方まで解説していますので、あなたにぴったりの1本を見つけてください。
麦焼酎の特徴と魅力
焼酎には芋・麦・米・黒糖などさまざまな種類がありますが、そのなかでも麦焼酎は「飲みやすさ」で圧倒的な支持を集めています。
ここでは、麦焼酎ならではの魅力をわかりやすく解説します。
麦焼酎とは?原料と製法
麦焼酎は、大麦を主原料として造られる蒸留酒です。
原料の大麦を蒸し、麹とともに発酵させた「もろみ」を蒸留することで、アルコール度数の高い原酒が生まれます。
蒸留酒であるため糖質はゼロ、プリン体もほぼ含まれていないのが大きな特徴です。
健康を気にする方やダイエット中の方にとって、嬉しいポイントと言えるでしょう。
芋焼酎との違い
芋焼酎は甘い香りとコクが強いのに対し、麦焼酎は軽やかですっきりした飲み口が持ち味です。
芋独特の風味が苦手な方でも、麦焼酎なら抵抗なく飲めるケースが多いでしょう。
また、麦焼酎は料理の味を邪魔しにくいため、食中酒としても優秀です。
和食はもちろん、洋食や中華など幅広いジャンルの食事と合わせやすいのも魅力のひとつです。
「減圧蒸留」と「常圧蒸留」の違い
麦焼酎の味わいを大きく左右するのが、蒸留方法の違いです。
減圧蒸留は低い温度でじっくり蒸留する方法で、軽やかでフルーティーな仕上がりになります。
一方、常圧蒸留は昔ながらの製法で、麦の風味や甘みがしっかり感じられるコクのある味わいに仕上がります。
初心者には減圧蒸留タイプ、焼酎好きには常圧蒸留タイプがおすすめです。
麦焼酎の選び方のポイント
お店やネットでは膨大な数の麦焼酎が販売されています。
ここでは、自分にぴったりの1本を見つけるために押さえておきたい選び方のポイントを紹介します。
- 蒸留方法で選ぶ(減圧=すっきり・常圧=コク重視)
- 麹の種類で選ぶ(白麹=飲みやすい・黒麹=力強い)
- 飲み方に合わせて選ぶ(水割り・ロック・ソーダ割り)
蒸留方法で選ぶ
先ほども触れましたが、蒸留方法は麦焼酎選びで最も重要なポイントです。
すっきり飲みたいなら減圧蒸留、コクのある味わいを楽しみたいなら常圧蒸留を選びましょう。
いいちこや二階堂は減圧蒸留がメインで、中々やBBCは常圧蒸留の銘柄として知られています。
麹の種類で選ぶ
焼酎造りに使われる麹には、白麹・黒麹・黄麹の3種類があります。
白麹はまろやかで飲みやすい仕上がりになるため、初心者向きです。
黒麹は力強いコクと深みのある味わいが特徴で、焼酎通に好まれる傾向があります。
迷ったら白麹仕込みの銘柄から試してみるのがおすすめです。
飲み方に合わせて選ぶ
どんな飲み方をするかによっても、相性のいい銘柄は変わってきます。
水割りやお湯割りで楽しむなら、香りが穏やかでバランスの良い銘柄が合います。
ロックで飲むなら、味わいにしっかりとした厚みのある常圧蒸留タイプが向いています。
ソーダ割りで爽やかに飲みたい場合は、軽快な減圧蒸留タイプとの相性が抜群です。
麦焼酎おすすめ7選
ここからは、味わい・コスパ・入手しやすさを総合的に評価して厳選した、おすすめの麦焼酎7銘柄をご紹介します。
初心者でも飲みやすい定番品から、焼酎好きも唸る本格派まで幅広くセレクトしました。
1. いいちこ 25度

大分県の三和酒類が製造する、麦焼酎の代名詞とも呼べる銘柄です。
「下町のナポレオン」の愛称で親しまれ、麦焼酎の売上No.1を誇るロングセラーです。
減圧蒸留で造られたクリアな味わいは、雑味がなく非常に飲みやすいのが特徴。
麦の穏やかな甘みとまろやかな口当たりで、焼酎初心者にもおすすめしやすい1本です。
水割り・お湯割り・ロック・ソーダ割りと、どんな飲み方でも安定した美味しさを発揮します。
1,800mlの紙パックで1,500円前後とコスパにも優れており、毎日の晩酌にぴったりです。
武本 大宙麦焼酎選びに迷ったら、まずいいちこから試してみてください。クセのない味わいで、どんな飲み方にも対応できる万能選手です!
2. 二階堂


大分県の二階堂酒造が手がける、いいちこと並ぶ麦焼酎の二大定番のひとつです。
大麦と大麦麹だけで仕込む「全量大麦仕込み」にこだわっており、麦本来の香ばしさとやわらかな甘みが際立つ味わいに仕上がっています。
いいちこよりもやや麦の風味が強く感じられるため、麦焼酎らしさを楽しみたい方にぴったりです。
特にお湯割りにすると、麦の香ばしい香りがふわっと広がり、寒い時期には格別の美味しさです。
価格帯もいいちこと同等で手に入りやすく、スーパーやコンビニでも広く取り扱われています。



麦の風味をしっかり味わいたいなら二階堂がおすすめ。お湯割りで飲むと、ほっとする香ばしさが格別です!
3. 中々(なかなか)


宮崎県の黒木本店が造る、知る人ぞ知る本格派の麦焼酎です。
常圧蒸留で仕込まれた深い味わいは、麦焼酎の最高峰とも評される逸品です。
麦の香ばしさに加え、ほのかなバニラのような甘い余韻が楽しめるのが中々の真骨頂。
口に含むと広がるふくよかな旨味は、一般的な麦焼酎とは一線を画す奥深さです。
ロックやストレートで、じっくりと味わいたい銘柄と言えるでしょう。
幻の焼酎「百年の孤独」の原酒としても知られ、入手がやや難しい場合もあります。



「百年の孤独」の原酒として有名な中々。ロックでじっくり楽しむと、麦焼酎の奥深さに驚くはずです!
4. 壱岐スーパーゴールド22


長崎県壱岐島の玄海酒造が製造する、壱岐焼酎の代表銘柄です。
壱岐焼酎は世界貿易機関(WTO)に産地呼称が認められた、由緒あるブランドです。
大麦2/3と米麹1/3の黄金比率で仕込むのが壱岐焼酎の伝統的な製法で、米麹由来のまろやかな甘みが加わります。
樽で熟成させた琥珀色の液体は、ウイスキーを思わせるような上品な香りと深みのある味わい。
アルコール度数22度と飲みやすく、ロックや水割りで楽しむのがおすすめです。



ウイスキーのような琥珀色と上品な香りが魅力の壱岐スーパーゴールド。洋酒好きの方にもぜひ試してほしい!
5. 佐藤 麦


鹿児島県の佐藤酒造が手がけるプレミアム麦焼酎です。
芋焼酎「佐藤 黒」「佐藤 白」で全国的に有名な蔵元が、同じこだわりで造り上げた麦焼酎です。
常圧蒸留ならではの力強い麦の旨味と、後味のキレの良さを両立した贅沢な味わいが楽しめます。
香ばしいトーストのような風味と、すっきりとした後味のバランスが見事です。
やや入手しにくい銘柄ですが、特別な日の晩酌や贈り物にもぴったりの1本です。



芋焼酎で有名な佐藤酒造の麦焼酎は、実力派の隠れた名品。ギフトにも喜ばれるプレミアムな1本です!
6. 兼八(かねはち)


大分県の四ツ谷酒造が少量生産する、個性派の麦焼酎です。
はだか麦を常圧蒸留で仕込み、麦チョコのような香ばしくて甘い風味が最大の魅力です。
口に含んだ瞬間、まるで焼きたてのパンや麦チョコレートを思わせる独特の香ばしさが広がります。
この唯一無二の風味にハマるファンが多く、「一度飲んだら忘れられない」と評判の銘柄です。
少量生産のためプレミアがつくこともありますが、見かけたらぜひ手に取ってほしい逸品です。



麦チョコのような甘く香ばしい風味は唯一無二!個性的な麦焼酎を探している方にぜひおすすめしたい銘柄です。
7. 神の河(かんのこ)


鹿児島県の薩摩酒造が造る、長期樽貯蔵の麦焼酎です。
ホワイトオーク樽で3年以上熟成させることで、まろやかな口当たりと華やかなバニラ香が生まれた、リッチな味わいの麦焼酎です。
琥珀色に輝く液体は見た目にも美しく、ウイスキーやブランデーが好きな方にも親しみやすい雰囲気があります。
アルコール度数は25度で、ロックや水割りにすると樽由来の甘い香りが引き立ちます。
価格帯も1,800mlで2,000円前後とお手頃なので、日常的に楽しめる長期熟成タイプとしてコスパも優秀です。



ウイスキー好きにもおすすめしたい樽熟成タイプ。この価格帯でこの味わいは驚きのコスパです!
麦焼酎の美味しい飲み方
麦焼酎は飲み方によって表情がガラリと変わるお酒です。
ここでは、定番の飲み方とそれぞれの魅力を解説しますので、好みの飲み方を見つけてみてください。
水割り
焼酎と水を6:4や7:3の割合で混ぜる、最もポピュラーな飲み方です。
アルコールがやわらかくなり、麦のほのかな甘みを感じやすくなるのが水割りの良さです。
食事と一緒に楽しむ食中酒として、どんな料理にも合わせやすい飲み方と言えます。
お湯割り
先にお湯を注いでから焼酎を加えるのがポイントです。
温かいお湯割りにすると、麦の香ばしい香りがふわっと立ち上がり、身体の芯からじんわりと温まります。
お湯の温度は70度前後がおすすめで、熱すぎるとアルコールの刺激が強くなるのでご注意ください。
寒い季節や、1日の終わりにリラックスしたいときにぴったりの飲み方です。
ロック
大きめの氷をグラスに入れ、焼酎を注ぐだけのシンプルな飲み方です。
氷がゆっくり溶けることで、最初はストレートに近い力強い味わいから、徐々にまろやかな変化を楽しめます。
常圧蒸留タイプの中々や佐藤 麦など、味わいに厚みのある銘柄と相性抜群です。
ソーダ割り
近年人気が高まっている、焼酎の炭酸割りです。
炭酸の爽快感と麦焼酎のすっきりした味わいが見事にマッチし、ビール感覚で楽しめます。
いいちこや二階堂など、減圧蒸留のすっきりした銘柄との相性が特に良いです。
レモンやすだちをひと搾りすると、さらに爽やかさがアップします。
麦焼酎に関するよくある質問(FAQ)
麦焼酎について、「芋焼酎とどっちが飲みやすい?」「どんな料理に合うの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ここでは、読者の方からよく寄せられる質問にお答えします。
麦焼酎選びの参考にしてみてください。
麦焼酎と芋焼酎、初心者にはどちらがおすすめ?
初心者には、クセが少なくすっきり飲める麦焼酎がおすすめです。
芋焼酎は独特の甘い香りやコクが強く、好みが分かれやすい傾向があります。
まずは麦焼酎で焼酎の味に慣れてから、芋焼酎にも挑戦してみるとよいでしょう。
麦焼酎のカロリーはどのくらい?
麦焼酎25度の場合、100mlあたり約146kcalです。
ただし、水割りやソーダ割りにすると実際に摂取するカロリーは大幅に下がります。
糖質はゼロなので、糖質制限中の方にとっては嬉しい選択肢と言えるでしょう。
麦焼酎に合うおつまみは?
麦焼酎はクセが少ないため、幅広いジャンルの料理と相性が良いです。
刺身や焼き鳥、だし巻き卵などの和食とは特に好相性です。
チーズやナッツ、ドライフルーツなどの洋風おつまみにも意外とよく合います。
麦焼酎の賞味期限はある?
蒸留酒である麦焼酎には、基本的に賞味期限はありません。
ただし開封後は風味が徐々に変化するため、なるべく早めに飲み切るのが望ましいです。
直射日光を避け、冷暗所で保管することで、長期間おいしく保つことができます。
麦焼酎はプレゼントに向いている?
麦焼酎はクセが少なく万人受けしやすいため、プレゼントにも向いています。
中々や佐藤 麦、兼八などのプレミアム銘柄は、特別感があり贈り物に喜ばれます。
化粧箱入りの商品を選べば、見た目にも華やかでギフトとしての格が上がるでしょう。
まとめ
麦焼酎は、焼酎のなかでもクセが少なくすっきり飲めるため、初心者から愛好家まで幅広い層に支持されているお酒です。
最後に、タイプ別のおすすめをまとめます。
| こんな方には | おすすめ銘柄 | タイプ |
|---|---|---|
| 初めての麦焼酎を探している | いいちこ / 二階堂 | 減圧・すっきり |
| コクのある味わいを楽しみたい | 中々 / 佐藤 麦 | 常圧・本格派 |
| 個性的な味を試したい | 兼八 | 常圧・個性派 |
| ウイスキーのような味が好き | 壱岐スーパーゴールド / 神の河 | 樽熟成 |
大切なのは、自分の好みや飲み方に合った銘柄を選ぶことです。
今回紹介した7銘柄はどれも個性がありながらも飲みやすさを兼ね備えた銘柄ばかりですので、気になった1本からぜひ試してみてください。
麦焼酎の奥深い世界を、日々の晩酌でぜひ楽しんでいただければ幸いです。



